ワークマンフランチャイズシステム/無理なく働いて年収1,000万円

ビジネス

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「ワークマン」「ワークマンプラス」に加え、2020年9月横浜市に「#ワークマン女子」を初出店し、コロナ禍でも好調さを維持しているワークマンですが、店舗も着実に増えています。

2020年9月末現在、ワークマンの店舗数は885店(前年同期比37店舗増)で、直営店46店、フランチャイズ店舗が839店(フランチャイズ比率94.8%)と、ほとんどがフランチャイズ店舗です。

ワークマンは自社のフランチャイズシステムを「ホワイト・フランチャイズ」と称します。
これはブラック企業に対するホワイトなんでしょうか?
多くのFCを展開する企業がある中で、労働環境や収入の面で加盟者の利益を重視した内容からなるものだからだと思います。

僕がもっと若くて地域にマッチしてれば、本気で検討したと思います。
ワークマンさん、うちの近くにも出店てください。

目次

FCオーナーになるために必要な「5つの条件」

別記事にも記載してますが、 ワークマンのFCのオーナーになるには下記5つの条件があります。

(1)対象は個人契約のみ(法人での契約はしていない)

大手コンビニチェーンのように法人契約による複数店舗運営を認めないのは、売り上げ・利益の追求のみに陥らず、オーナー夫婦が地元に密着した運営に、本業として真剣に取り組んでほしいから。

また、オーナーが複数店舗を運営して店には立たず、アルバイトだけに任せると店は荒れる。

1店舗で1家族を養えるだけの利益は十二分に上げられるので、自分が住む街の人々のため、
自分の家族のために店舗経営をして欲しいとの理念がワークマン本部にあるからです。

ワークマンのFCは6年契約ですが、99%が6年後に再契約を結んでいます。
残りの1%は定年退職などです。同社では70歳定年制を導入しており、定年を迎えたオーナーの半数は息子など身内に事業承継しますが、残りの半数は完全引退となり、本部が新たなオーナーを募集します。

ワークマンは現在、人口10万人に対して1店舗の出店政策をとっており、FCオーナーを希望する場合は自宅の近隣に新店舗がオープンするのを待つか、既存店のオーナーの定年を待つしかないのが実情です。

(2)夫婦で参加が原則

夫婦での運営を推奨するのは、何でも相談できる相手がすぐそばにいることを重要視しているからです。

店長は、売り上げ、客への対応、商品管理・売り場管理、アルバイトスタッフの管理などやるべきことはたくさんあります。

その時、業務に精通し、悩みを分かち合え、相談できるパートナーが身近にいるのは心強く不可欠な存在です。

また、女性の目線が入ることでうまくいくことも多いそうです。
「ワークマンプラスの来店客の半数近くが女性客になっている。店長の奥さんが一緒に店に立つことで、女性客も安心して買い物ができます」(本部談)。

※当然夫婦仲は良いほうがいいが、これを機に仲良くなりたい夫婦もありかも?

(3)25歳以上50歳未満で店舗専従者をはじめ従業員と協力して店舗運営 ができる人

※ 基本はご夫婦での参加です。(専従者とは同じく50歳未満で、夫婦・兄弟・姉妹・甥・姪など「三親等内」で経営に専念できる方)
そうでない場合は5人以上のアルバイト雇用が必要。

新規募集オーナーの年齢制限を50歳未満とするのには下記2つの理由があります。
①ワークマンプラスの導入により、女性を中心に新しい客層が増えており、柔軟な接客が求め

られるから。

②新規顧客の開拓が継続することで来店客が増えて忙しくなり、体力・精神力が求められるか

ら。

建設業関連のお客様より一般客の比率が多くなり、女性客も大幅に増えています。
建設業関連客のニーズは特殊なものが多いため、男性が職人を接客し、一般客は女性さんおよび女性パートスタッフが担当するという役割分担ができる。

(4)健康状態が良好

契約者本人が専任で直接店舗の運営にあたるため、業務を遂行できる体調であることは必須。

(5)店舗の近くに住んでる地元の方

高速道路を使わないで通勤40分圏内/ワークマンPlus店は30分圏内が目安。地縁の無い地域への加盟は出来ません。

つまり、東京に住んでいて北海道に移住して開業したいな~、四国もいいかな~、とかはダメ
ということです。

支援制度で若い世代のオーナーが増えている

2018年にワークマンプラスがスタートしたことで、それまでFC加盟時の店主の平均年齢が42.3歳だったのが、2020年4月には38.5歳まで下がっている。

本部が意図時に若い店主を選んでいるということもあるようだが、若い世代からの応募も軒並み増加しているという。

直近の半年間で新規にFC契約した40件の内訳は、20代が5人、30代18人、40代16人、50代1人だった。

また、女性店主は全体の20%にものぼり、20代の女性店主は3人いるという。奥さんが店主兼経営者で夫が店員というパターン。

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 20代、30代の若い世代でもFC加盟できるよう、ワークマンは支援制度を導入している。ワークマンとフランチャイズ契約を結ぶための必要資金は、
加盟金75万円+開店手数料100万円+研修費25万円+保証金100万円=合計300万円(税別)。

大手コンビニエンスストアチェーンとほぼ同等。300万円を準備できない場合には、自己資金130万円をベースに、残りは日本政策金融公庫を紹介し、無担保・無保証・低金利での融資に協力する。なお、店舗の土地と建物はワークマン本社が用意する。

2020年4月からは、若い世代向けの「ヤング加盟店支援制度」を導入した。40歳未満の加盟者に対して、300万円のうち200万円をワークマンが1.75%という
低金利で貸し付けるものだ。貸付金はオープン後に月々の分配金から自動的に引き落とされ、3年で返済していくことになる。

ほかにも、新規オープン店舗は必要資金を50万円減額して250万円としたり、既存店でパート・アルバイトをしていたスタッフが独立して別店舗のオーナーになる場合も250万円とするといった加盟支援制度を導入している。

売れば売るほど儲かる仕組み

肝心の収入だが、FCの売り上げは全店平均で1億3800万円、ワークマンプラス店だけを見ると平均1億8000万円で、トップ店は3億円以上も稼ぐ。

売り上げから商品仕入れ原価を差し引いた粗利額を本部とFC店で分け合う粗利分配方式を採用しており、本部の取り分、いわゆるロイヤルティーは60%の一定比率。

大手コンビニチェーンは売り上げに応じて30数%から70数%まで変動するスライドチャージ方式を採用しており、売り上げが上がった分だけでロイヤルティー比率が増えるのに対して、ワークマンはどんなに売り上げが伸びても60%の固定。

つまり、稼げば稼ぐほど儲かる仕組みになっている。

収入例)月間売り上げが1,500万円(年商1億8千万円)の場合
粗利額(平均36%)⇒540万円。
本部へのロイヤルティー(粗利の60%)⇒324万円、
加盟店の取り分⇒粗利額540万円-本部ロイヤリティ=216万円

この216万円から電気代などの営業経費、在庫金利負担金、棚卸しロス預託金、パート・アルバイトの人件費、在庫の返済金などを差し引いた、最終的な店舗側の実収入は約100万円となり年間1,200万円の収入となる。

年商3億円を売り上げれば年収2000万円超も夢ではないということ。

また、加盟時の必要資金の融資を受けたとしても、最初の1年で返せるほどの収入が得られる計算になる。

加えて、加点主義による褒賞金制度もあり、ほとんどのFC店が実収入+αの収入を得ているのも特徴。

例えば、年間売り上げが1億5000万円以上の店舗には漏れなく20万~50万円が支払われる「サクセス倶楽部」、不良品以外を戻さない返品ゼロ店舗には「買取懸賞金」として30万円。

さらに、売り上げ前年比の伸び率に応じて3万~150万円もらえる「ステップ・アップ賞」。

このステップ・アップ賞は年2回行われており、最高150万円×2回で300万円を受け取っている店舗もあるという。

また、ワークマンのFCは売り上げ目標はあるがノルマはない。

だから、減点主義ではなく加点主義。頑張った分だけ自分に跳ね返ってくる。
これはとてもやりがいを感じられるのではないだろうか。

「#ワークマン女子」店は1000店舗規模を目指す

ワークマンは10年後のビジョンとして、「#ワークマン女子」店を400店、「ワークマンプラス」店を900店、従来型の「ワークマン」店を200店、合計1500店舗体制を想定している。

また、時期は未定だが、#ワークマン女子は最終的に1000店舗規模にしたい意向だ。

コンビニのように店舗を増やし過ぎると、商圏も狭まり自社競合が増えるのでは?との懸念する向きも多いと思うのだが。

こういった懸念に対し、「まだまだワークマンを知らない、ワークマンにあまり店舗行ったことがない人は多いです。
当面、ワークマン女子はショッピングセンターを中心に直営店として出店していきますが、成功すればロードサイトFC店としての出店もありえます。
ワークマン女子店ではワークウェアは扱いませんが、ワークマンプラス、ワークマン店にはワークマン女子と同じものが置いてあるので、ワークマン女子店でワークマンを認知し、次はより自宅に近いワークマンプラス、ワークマン店に見に行く、という良い循環が生まれるでしょう。
まだまた市場開拓の余地は残されているのです」(本部談)。

ワークマンは大都市中心部への出店はなく、ロードサイドも空白エリアが多く残されている。今は人口10万人エリアに1店舗の出店政策だが、「#ワークマン女子」が成功すれば5万人エリアに1店舗への変更もありえるという。

ワークマンフランチャイズオーナーになるチャンスはまだありそうだ。

現在募集しているエリアは下記サイトよりご確認ください
ワークマン加盟店募集サイト

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