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「桐島 部活やめるってよ」みたいなタイトルになってますか、ワークマンの人気がさらに上昇しているようです。
僕のイメージとしては、吉幾三さんのCMがすべてですが、いつの間にか注目企業になっていました。
ワークマンの製品が人気だというのは、わかっていましたが、FC希望者が殺到している理由は何なのでしょう?
5月12日(日)の「がっちりマンデー!!」をたまたま見ましたが、「へぇー、そうんだ」と思うことも多く、そういうことも希望の理由になっているのかも?
僕も、独立起業情報誌「アントレ」を定期的に読んでいたころがあり、FC加盟も考えたことがありました。
まー、本気じゃなかったんでしょうね。
「がっちりマンデー!!」を見てとても興味を覚えたので、ちょっと調べてみました。
目次
ワークマンFC加盟の条件
「がっちりマンデー!!」で聞いた内容では、「店舗は会社が準備」「加盟に必要な金額は350万円」「かならず夫婦で運営する」といったものでした。
いくら何でもザックリしすぎですね。調べてみました。
■ワークマンのFCの特徴
・店舗は本部が用意
店舗用地は、取得からオープンまでは全て本部で行います。
コンビニでも本部が土地・建物を用意するという契約パターンはありますね。
ワークマンは、「この場所はGO!」となれば、オーナーが決定していなくてもオープンします。そして、オーナーが決まるまでは本部がで営します。
出店する際の、その地域の人口の目安は10万人に1店舗です。
・夫婦での登録が原則
これは店のリピーターを獲得するためであり、夫婦だと「夫のファン」「妻のファン」と顧客を分散できるからだという。
これは「がっちりマンデー!!」でも社長が言ってました。
工事現場の情報は、やはり現場の人間が一番知っているわけだし、品ぞろえのためにも、つ最終的にはやはり人とのつながり、ということですね。
何組かのオーナーが出演してましたが、みなさん良さげな方ばかりでした。
この夫婦登録制度は、コンビニもそうだったような気がします。
夫婦の合意なくして、商売が上手くいくわけがない、との考えだと思います。
理念としては、最も基本的で大事だと思いますが、コンビニの場合は、やってみて初めてわかることが多いのだと思います。
ワークマンFCオーナーの収入は?
Aタイプ、Bタイプの2通りの契約がある
■Aタイプの内容
・契約時の必要資金 : 350万円(加盟金、開店手数料、研修費、保証金)。
TVで言ってたパターンは、これだったんですね。
・本部へのロイヤリティー : 粗利の60%、残り40%がオーナーの取り分。
■Bタイプの内容
・契約時の必要資金 : 150万円(開店手数料、研修費、保証金)。
・本部へのロイヤリティー : なし
・Bタイプは、契約後1年は店舗の年間売上高がおも6,300万円に達するまで、売上高、粗利額にかかわらず、月50万円と歩合分が本部からオーナーに支払われる。
夫婦で月50万円の保障があるということですね。かなりリスクを減らせるのではないでしょうか?
そして、年間の売り上げが6,300万円を超えると、そこからは利益連動方式になります。現在1店舗あたりの売上高は約1億2000万円で、オーナーの取り分は大体1,200万円くらいとのことです。Bタイプ時の約2倍です。
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ワークマンのFCオーナーは希望すれば誰でもなれる?
ハードルは低くない 面接は6回 親族でも落ちるケースもある
・土地勘が必要
店舗はすべて本部が用意するので、オーナーを募集している店舗しか応募はできません。
土地勘がない場所では難しく、1回目の面接も、ある程度選考した相手としか会わないとのこと。
オーナー次第で店の売り上げが大幅に変わるため、オーナーを選ぶまでに6回もの面接を本部の人間が行うという。オーナーの息子など親族の場合でも、本部がNOあれば平気で面接で落とすらしい。情は最優先ではないようだ。いい人が見つからなければ店舗は本部で運営し続けていけばいいので、いつまでたっても直営店のままになっている店舗もあるようです。
つまり、このオーナーだったら、地域の人のために仕事をしてくれるだろう、結果として店舗の売り上げが上り、本部収入も上がる、とwin-win-winで三方良しと理想的な関係を構築できるというわけですね。
もしかしたら、昔はコンビニも、こんな気概があったのかも知れないですね。
昔のコンビニと言えば、もちろんセブンイレブンのことですが。
FCオーナーも夢を抱いて加盟したはずなのに、「こんなはずでは」と思ったオーナーも多いのではないでしょうか?
ここのところの、コンビニ本部の対応はあまりにも情が無さすぎる気がする。
他者を思いやる気持ちがあるとは思えない。
もちろんワークマンであっても、今は脚光を浴びているが、永遠はあり得ない。
今が異常なのかも知れない。
しかし、勝手なイメージではあるが、ワークマンは世間の状況が変わっても、三方良しの理念は貫いてくれるのでは、という期待感はあります。
ワークマンとコンビニとの違いは?
1番は、営業時間が短いことと定休日があること
ワークマンとコンビニの違いは、営業時間が短いこと、そして定休日があることです。
この違いは、とても大きな違いです。
職人向けの商品が多いので、ワークマンの開店は朝7時からと比較的早いですが、閉店は、PM8:00です。
レジ締めの作業を昼間に行うこともホワイト要因の一つで、閉店時のレジ締め作業がなく、店舗によっては、閉店後5分で家に帰れるとのこと。
これはワークマンの本社が群馬県で、周囲に夜間金庫がなかったことの名残だとのことで、おかげで店長は残業とは無縁だそう。
その働きやすさから、店長の4分の1が女性だそうです。
僕が見た「がっちりマンデー!!」に登場した若い新オーナー夫妻は、旦那の母親がワークマンの店舗オーナーで、「すごくいいよ」と言われ決断したと言ってました。
収入もそれなりに見込めて、休みもある、いたって普通のことではあるのだろうが、FCの比較対象がコンビニになることが多いので、印象は良くなる。
今は、ワークマンプラスの高機能、低価格商品が注目されているが、もしかしたら同業の「ダブルストーン」がそれ以上の商品を送り出してくるかも知れないですよね。
仮に、もしそうなったとしても、夫婦運営や土地勘優先といった地味な地域密着戦略が力を発揮してくれそうな気がします。
フランチャイズでの独立起業を考えている人は、「ワークマン」いいかもですね。
ただ、望めばオーナーになれるわけではないようなので、十分な下調べは必須です。
ワークマンのFC加盟募集サイト
https://www.workman.co.jp/加盟店経営者募集
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